湯がいた後のものを食する際は、本人がボイルするより、茹でられたものを専門としている人が迅速に冷凍にした品の方が、正確なタラバガニの深みのある旨さを楽しめるでしょう。
全国のカニ好きから強い支持のある旬の花咲ガニの特徴的な味は、豊潤でこってりとした風味が特徴的ですが、香りも少し変わっていて花咲ガニならではの磯香がきつく感じるかもしれません。
あのタラバガニに勝るほどの満足感と、タラバよりもこってりとしたテイストを得たい方には何よりも試してもらいたいのが、根室半島(花咲半島)が産地の希少な花咲ガニです。
「日本海産はとても良い」、「日本海産はオツな味」という心象は正解ではありますが、ツアーが行われるカナダの沿岸部、オフコックとも呼ばれているオホーツク海、日本海の約2倍ほどの広さがあるベーリング海もズワイガニの立場からは「生きやすいところ」なのでしょうね。
卵を保有している雌のワタリガニの方が、何てことはない雄よりも極上品です。胸の身の箇所やミソの部分には、雄と雌に特に違いは感じられませんが、卵は貴重で絶妙な味です。
毛ガニ販売の通販でお取り寄せして、獲れたて・浜茹でをご自宅で満足するまで楽しむのはいかがでしょう。一定の時期には鮮度の高い活き毛ガニが直送で自宅まで送ってもらえるということも。
今時は流行っていて抜群のワタリガニであるため、安心なカニ通販などでも依頼してくる人が増えてきており、日本のあちらこちらで口に入れる事が可能になってきたのです。
お正月の嬉しいムードに更なるおめでたさを演出する鍋料理を出す予定でしたら、毛ガニを付け足してみたらいかが?並みの鍋も美味な毛ガニがあるだけで、一瞬のうちに明るい鍋に変化するはずです。
この花咲ガニは他種のカニと比較したら数が極少のため、水揚期がたった3ヶ月程度(7月〜9月)で、なので旬のピークが初秋から10月までのひと月ほどで短期です。
カニ全体では幾分小さい形態で、身の量も少々少ない毛ガニなんですが、身は甘く素晴らしい味で、カニみそもあとを引く感じで「かに通」がおすすめしているのだろう。
浜茹でされたカニになると身が細くなることもなく、元々ある塩分とカニの美味しさが相応にマッチして、手を加えなくても上質な毛ガニの味を腹いっぱいになるまで召し上がる事が出来ること請け合いです。
希少なカニと人気もあるおいしい花咲ガニ。合う合わないが明確な少し変わったカニですけれども、チャレンジしてみようかと思われたらこれはぜひ手を出してみることをおすすめします。
花咲ガニは貴重であるが故に、取引される市場でも高額の値となります。通販なら値が下がるとは言えないのですが、意外と安く頼める通販のお店も見つかります。
ボイル調理された濃厚な身の花咲ガニは自然解凍後、二杯酢でほおばるのはどうですか。それか解凍を待って、さっと炙って満喫するのも格別です。
花咲ガニの特殊なところは、花咲半島、つまり根室半島に豊潤に生えているなんと昆布が理由として挙げられます。昆布を栄養に育った花咲ガニは、旨味を最大限に蓄えるわけです。